■整体学のご紹介

●整体の歴史と創始者



整体は「野口晴哉」によって作られ、日本発祥の技術になります。
整体の始まりは、第二次世界大戦によって、数多くの優れた手技療法が消失してしまう事を恐れ、数ある手技の中で、確かな技術であると認められた技だけを制定し、集約された技術が「整体」であり、整体法になります。
その中心的な人物が「野口晴哉」であり、整体の創始者となります。

当院はその「整体」を基本として、当院なりの解釈でのオリジナルの手技で構成してます。

■整体独自の観点


整体には独自の観点があります。

例えば、「風邪」に対する捉え方ですが、世間一般では、「風邪」は ” 病気 ” や ” 風邪は引かない方がいい ” という風に、風邪を " 悪い物 ”として扱っており、「無病=健康体」が常識として認識されています。

整体では ” 風邪の効能 ” という言葉があり、風邪や病気を悪い物とは考えておらず、風邪を【身体の調整】と観ており、 “ 身体に蓄積された疲労を解消する為に風邪を引く ” と捉えています。

睡眠も身体の疲労回復・解消を図る行動になるのですが、人間は一人一人個性があり、体の使い方(運動習性)も個人差がある訳で、それに伴う疲労の仕方も個人差があります。
睡眠だけで回復が図れない場合、疲労が蓄積され“身体に偏り”が生じてくると、その“身体の偏り”を解消する為に「風邪」を引いています。

また、日本には四季があり、気候の変化に身体を適応させる為に風邪を引いており、季節の節目事に風邪を引ける体を良い「健康体=整った体」と考えています。

現代では風邪や病気は「薬が治してくれるもの」と考えられており、発熱、下痢、嘔吐などの症状を病気と決め付けて、薬で”熱を下げよう”、”下痢を止めよう”などと、症状を抑える事ばかり気をとられています。
本来、医療には、薬に依存したり、守り庇おうとする考え方があり、人間が持つ自力回復する力(自然治癒能力)を発揮する事はありません。
人間には病気や苦しみを乗り越える力(自然治癒能力)が備わっており、その力の自覚・発揮を促す事が整体の観点であります。

■好転反射(※排泄反射)

当院の施術を受けて頂いた際に、主に、便意、尿意、咳、鼻水、発熱、だるさ、倦怠感、下痢、吐き気、嘔吐などの症状が起きる事があります。
(※他の症状も出る事もあります。人によって症状は様々です。)

これは、好転反射(※排泄反射)と言われ、体内に溜まっている老廃物が多い人ほど、強い反応が現れる場合があります。

風邪や体調を崩したと勘違いされやすい症状ですが、身体の改善を図る上で、非常に重要な過程ですので、老廃物を出し切れば症状は治まります。
その過程を過ぎれば、身体はスッキリと軽くなるはずです。

好転反射(※排泄反射)は、身体が良くなる為の前段階だと、ご理解下さい。
※薬の服用は、老廃物の排泄の妨げになるので、控えてください。

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