腕時計のバンド(メタル・皮)の保管方法
腕時計のバンドに使われている素材にはいろいろあります
素材に合わせてお手入れして保管をしてあげてください
バンド素材 | 保管方法 |
---|---|
メタル(ステンレス・チタンが一般的です) |
〇中留(クラスプ)は閉じた状態で保管することがオススメです |
天然革(牛・トカゲ・ワニが主流です) |
天然革は水分が苦手なので、水・汗などがついているときはそのままにせずティッシュペーパーなどで拭いてあげてください |
ウレタン・シリコン・合成革 |
ゴム製品なので使っていても置いてあっても、寿命が来ると切れたり割れてきます |
ところで、革バンドの遊革(ゆうかくと読みます。輪なっていて上下に移動する部分)がちぎれてしまったことありませんか?
当店では「遊革」がちぎれてしまうとその都度新しいバンドを購入いただいていたのですが、最近お客様に教えていただいた三重郡川越町でご商売されている「革屋Marvy」さんですごくお値打ちに作っていただけることがわかり、皆様にご案内しています
「遊革」が切れただけの為に買い替えるのはモッタイナイですよね?(ちょっぴりSDGs?)
高級ブランド時計などの革バンドは特に!!
先日のお客様はセイコーのGPSソーラーの純正ワニ革バンド(定価\23,000!!!)の遊革をなんと\2,000で作っていただきました
すっごく喜んでいただけて私も本当にうれしかったです
ご興味のある方はネットで検索していただくか、当店にお問い合わせくださいね
よくご依頼される修理は・・・
当店に腕時計でご依頼される修理内容は
第一位 やっぱり電池交換!!
止まったままでは時計の意味がありませんからね
第二位 バンドの長さ調整
最近はネット購入が当たり前になりつつあるので多くなりました。(販売店でのバンド調整をしないお店もあるようですね)
第三位 水抜き(本体内部の乾燥処理)
ポケットに入れたまま洗濯したり、防水パッキンの劣化による本体内部へ入ってしまった水の除去です。
本当はオーバーホールをする方がいいのですが、
当店ではお客様の負担をできるだけ減らすために内部を乾燥させて様子を見ていただきます。
その後の使用で問題がある場合にオーバーホールをお勧めさせていただきます。
他にもガラス交換やリューズ(引っ張って時刻を合わせる部品)交換など部品交換もちょこちょこあります。
とはいえ、携帯電話やスマートフォンの普及で腕時計の需要が減っているので、
修理で直される方も少なくなってますが・・・。
とはいえ、大切な時計を直したい!というときは是非ご来店ください!
ソーラー式腕時計について
「ソーラー」という言葉、当たり前のように耳にするようになりましたね。
「ソーラー電波腕時計」「ソーラーGPS腕時計」など、
「ソーラー式」の腕時計をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
今更ながらですが、「ソーラー」とは「太陽光発電」のことです。
そうです!!
「ソーラー式」の腕時計は「太陽光」を基準に作られています。
参考までに明るさを充電時間のおおまかな目安を・・・。
環境 |
明るさの目安(照度lx(ルクス)) |
停止状態からフル充電までの目安 |
---|---|---|
太陽光 快晴 | 100,000 | 10時間以上 |
太陽光 曇天 | 10,000 | 30時間以上 |
蛍光灯 30W 20cm | 3,000 | 100時間以上 |
蛍光灯(一般オフィス内) | 700 | ??? |
ソーラー式の腕時計は一度停止させてしまうと動き出すまでに小一時間。
ソーラー電波腕時計では針の基準位置が狂ってしまうので、
フル充電に20〜30時間、初期設定に数十分・・・。
さらに、先日お預かりしたGPSソーラー腕時計に至っては、
なんとフル充電までに太陽光で約70時間の充電が必要!!
GPS受信ができるようになるまで毎日7時間×7日間もかかってしまいました。
なにを伝えたいかというと
「ソーラー式腕時計はこまめに日光浴をさせてあげてください」
止めなければ、こんなにエコな仕組みはないと思いますので、
しっかり日向ぼっこをさせてあげてくださいね。
大切な腕時計を電池からの液漏れから守るために
子供の頃おもちゃに入れっぱなしの乾電池から茶色い液体が漏れていて、
壊れてしまったこと、ありませんか?
腕時計には、酸化銀ボタン電池(水銀不使用)が使われていますが、
やはり長期間放置すると液体が漏れだしてきて、
最悪、修理不能になってしまうことも・・・。
そうならないために
方法1
理想的な使用方法は常に動いている状態で使っていただくことです
方法2
長期間使わないなら、電池を取り出してから保管する
(ただし、長期間止まったままで保管すると油の劣化で電池を入れても動ないことも・・・)
当店では、国産電池を在庫を少なくして
少しでも新しい状態で交換できるように気を付けています。
余談ですが、
スイス製・アメリカ製・ドイツ製など各国で生産されていて
安価なので国内でも使用されているお店もあるようです。
当店は高いけれどやっぱり国産が一番!!
と信じて使用しています。
噂では使用済みの電池に再充電したものがあると聞いたことがあります。
非常に安いそうですが液漏れの危険大だそうです。
フタをしてしまうと隠れてしまうので、確認するのは難しいですね。
当店では、できる限りお客様に電池のパッケージの
「Made in japan」
の表示を確認していただくようにしていています。
腕時計の電池交換・修理・バンドサイズ調整/洗浄について
国内外ブランド・雑貨品・ノーブランド品の腕時計など、
電池交換・修理・バンドサイズ調整のことならキシノにお任せください
電池交換 |
交換する電池の在庫があれば、その場で交換させていただきます
国内ブランド ¥1,100〜3,500
金、プラチナ製のものは+¥1,000
雑貨・キッズ腕時計なども交換させていただきますので、 |
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修理 |
(例)
など時計屋だからできることがあります |
バンドサイズ調整・洗浄 |
☆バンドサイズ調整
☆バンド洗浄 |
バンド交換 |
腕時計バンドといっても材質が
ご希望のバンドに在庫品・取寄せ品で交換させていただきますので |