:PLATOON
(ファミコン、オーシャンソフトウェア)
証拠の無い英雄は徒の略奪魔だ。――――敗残兵の手記
なかなかカッコイイタイトル画面である。
名前からわかる通り同名のベトナム戦争を題材にしたゲームである。勿論、洋ゲー。
毎回思うのだがどうしてこう言う(実際の)戦争物ってゲームになりやすいんでしょうかねー。
戦争抑制の効果からでしょうか?もしそれを効果的にしたければスコア制をなくしたらいかがでしょうかと言うのはもはやタブー?
:新兵は一日として持たず
で、プレイ。スタートボタンを押していざスタート。ちょっとボタンを押して操作の確認。その後ちょっと歩いたらブービートラップだドカーン。You’re HISTORYと出て兵士一人損失。
あー。その。なんと言うか情けないっス。死に方も死に様も。
やる気も無くバタッっとぶっ倒れるだけだもの。まさに無理やり徴兵されて出てきた低士気の兵士です。
一応ライフ制らしく4回敵の攻撃を受けたら上の図です。あとブービートラップも。
またそのブービートラップなんですが
こんな風に露骨に出ているので心配入りません。
問題は敵兵です。このゲームは敵兵が全員超能力者並にワープして襲ってきます。
敵が前や後ろから襲ってくるのは問題ありませんがむしろ敵が上から落ちてくるのには問題があります。
どのように問題かとロックマンシリーズに例えるならばボス戦の死因の過半数が体当たり並に問題です。
そのまま真っ直ぐに進めば何とかなりますが本題はその後です。進行方向と順に落ちてきたら振り向いて即効で撃たないと確実に死ねます
進行方向と逆の場合は問題ないです。ただそのまま敵がずかずかと進んでしまうのはどうかと。
また無敵時間が無いため一度死んでその場で復活したら落ちてきた敵に瞬殺されるなんてのはザラです。
この時点で中隊名は『コンバット』に決定です。
コンバットゾーンと出て来るのだし。
(↑それ以前にファイアって何ボタン?)
えーっと、もしかしたらこのゲームはエコール製ですか?
そう疑ってオープニング見てみたらオーシャンソフト。知らねェ!
そしてもう一つ、サンソフト。これは有名どころですがどうしてこれに飛びついたのでしょうか?
せっかくだから主人公(?)にアフレコを施してやりたいと思います。
一回やられたら『やりやがったな!』
二回目は『ちくしょ〜』
三回目は『くっそ〜』
四回目及び一撃死は民間人の叫び声ですが『おーのー』に決定です。
そう決めてさあプレイ。
敵が上から落ちてきた!『やりやがったな!』
敵が下から生えてきた!『ちっくしょ〜!』
ブービートラップを避けたら敵が前から突撃してきた!『くっそ〜!』
起き上がりに敵が落ちてきた!『おーのー!』
この間30秒。自分の情けなさと空しさにいいかげん電源切りたくなってきた。
:靖国神社の祈り物
30秒は持ったことを自分で自分に誉めてやりましょう。
こんなもんレビューを書かなかったら10秒以内にプレイ終了です。
ちゃんと友人10人集めてプレイさせたところ全員が10秒以内にプレイ終了と言う実力を見せ付けましたので調査済みです。デス様大喜び。さすが洋ゲー。
ついでにこのゲームにはボスとかそのような高尚なものの存在は無いようです。
即ち無限ループです。やってられるか。
(いないと思うが)暇人の為にこのゲームの攻略メモを少し書いておきましょう。
まず常に動く事です。動かなければ敵が上から落ちてきます。
次に敵を避けるのはマップ移動しましょう。でなければ敵が玉砕してきます。
最後に、手榴弾を使うのは避けましょう。
手榴弾は爆発地点より後ろの敵を倒す事も出来る愉快なアイテムですが投げる途中に敵が落ちてくるか突っ込んでくるのが関の山です。
(↑爆発より後ろなのに敵が死ぬの図)
ついでにこの写真、取るタイミングがシビアです。心して見て下さい!
まあここら辺でしょうか。ハイスコアを見ると100万とかでてるし。
地道に倒せば100万は行くのでしょう。行く人はいないのだろうけどな!
最後に、『デスクリムゾン』の『コンバット越前』の元ネタってこれなんでしょうか?
焼きビーフンってベトナム料理だし。