さて、竜王戦用に向けて作ったレビューがこの
ミニ4ボーイ2
何?続編じゃなくって1作目のレビューやれって?
1作目はネタが薄いみたいなんでパスします。
と言うかネタが濃すぎる作品なんですコレ。
まぁこの作品の特徴は
矛盾&無茶バリッバリの児童ミニ4駆漫画の世界
で、コ○●ロコミックに連載されてるような奴です。
・・・この手の漫画が苦手な方は購入(ニンテンドーパワーで書き換えも可能)は控えたほうが・・・
まぁ物好きな方&やおい属性付な女性をターゲットにしてるのでしょうか?
「まずやるべき事。」
最初に主人公の名前を決めて、パートナーを選択
そして、主人公の掛け声を決める・・・
ことです・・・。
そこで「ちょっと待て」とツッコんだあなた、
これからツッコミばっかしてるとキリが無いですよ。
この「掛け声」は
一応字数制限はあるものの、いろいろと入れる事ができます。
俺の歌を聴けぇぇぇぇぇ!!!ってのも一応可能です。
この時点でアレな香りがプンプン香るんですが気のせいでしょうか・・・
そしてマシン作成、主人公とパートナーのマシンを作成しますが・・・
性能が近いほうがイイです・・・
理由?
チューニングで主人公のマシンの性能に近づけるのに時間が惜しい
と言う理由です、近くない場合は1戦目から苦戦します、と言うかポイントがもったいない・・・
個性的なキャラクター。
さて、キャラクターについてちょっと語ります。
最初にパートナーとなるキャラクターは「いぐち ゆかな」以外はほとんど普通の人です(男1名は除く)
「いぐち ゆかな」のアレな人っぷりは後に取っておくとして・・・
問題がひとつ。
キャラクターの名前が・・・
声優の名前をもじった物
”みなみ ちなみ” やら”きみどりかわ ひかる” やら・・・
何でもアリってのが恐ろしいです。
しかも、どちらも・・・
かなりキてます
たとえば・・・
”きみどりかわ ひかる”は 言動がモロに
ヒ*ロ・*イ(一部名前は伏せてあります)
ですし・・・
さらにヒドイのは”みなみ ちなみ”
どっかの世界にトリップしたかのような言動が。
メッセージとか読んでると・・・ホントにあっちの世界に行ってるみたいです、コイツ。
戦っているとどどんどんどんどん
精神的に追い詰められます。
確実に。
他にも
学歴馬鹿とか
ステレオタイプなアニメオタクとか
きぐるみ娘とか
もう濃すぎます、・・・アニメ化したら売れそうだなぁ、コレ(違)
各話のサブタイトルも確信犯、80年代アニメ臭がプンプンと。
プレイしてて感じた事が無い懐かしさを体験するとは思わなかったです。
「フラワー・トーク」ってどっかのアニメのサブタイトルにありましたっけ?
なんかサブタイトルが思いっきり80年代臭を出してるような気が。
「個性的どころかネジが10本ほど飛んでるんじゃないかコレ?」
話が変わり中盤戦、パートナーを「いぐち ゆかな」でプレイしていた所、
いきなりシャドウマスクとハヤブサエースってキャラが現れます。
・・・というか、誰だよこいつ。
イキナリ出てくるから笑うしかありません。
・・・こいつ等どっかで見たことあるような格好だなぁ・・・
もしかして・・・
シュバルツ味影さん!?(注:ゲームとかが違います。)
それよりも、ハヤブサエースってネーミングをどーにかして欲しいんですけど。
しかも・・・シャドウマスク、死ぬし。
って木の棒でつついてどーするよ、オイ。
って、死んだと思ったら
生きてました。
どーやら主人公たちに自分達の仕事を任せたいらしいです・・・
端折ると「四天王を君達コンビで倒して欲しい」とのこと。
身勝手な大人だねぇ。
そして四天王の3人目まで対決が終了。
(この間ギャグが死ぬほど薄いんで省略。)
道中、児童ミニ四駆漫画おきまりのマシン破壊>新マシン作成もきっちりこなして
最終決戦・・・
何かふざけた選択肢があるのは気のせいですか?
・・・気を取り直して。
最初の周回はご丁寧に相手はハンデをつけておりますが・・・
周回をかさねるごとにどんどん速度を上げてくる・・・
しかもファイナルラップは最初の対戦時には速すぎって印象受けるかも。
そして、その前のステージでもらったポイントをチューニングと称した能力値上げに使う羽目に・・・
しかもポイントが足りなくなった場合、ポイント稼ぎが飛ばせないレースを延々とやりつづける羽目に・・・
でも対戦時でもコースさえ見極めればセッティングを調整するだけであるていどイイ線までは行くんだけど。
この作業が嫌で投げ出さずに根気良くやりましょう、と言うかむしろエンディングは見ておきましょう。比較的作業は楽なんで。
(以下ネタばれ。)
んで、クリアすると微妙に甘ったるいエンディングが・・・
って主人公君、告白されておいて「レースのほうが楽しい」って反応は微妙に違う気が。
・・・あららら、オチがコレだと達成感が・・・
スタッフロールをちょっとチェックすると・・・
なんだか名前ダブってる人いるみたいだけど?
・・・気のせい?
「そしてリサーチ。」
このゲーム作った会社・・・「J−WING」は
やばい出来のゲームが多いことで有名
らしいです。
なんで「ここまで(色々な意味で)アレなゲーム」を量産できるのか?
と思って中古屋で同社の他の作品のパッケージ裏を見たら・・・
今更マンションの一部屋で作ってたと思われる住所が。
・・・茫然自失、そりゃ同人臭も出てくるわな
と一人で納得してたり。
ゲームとしては(イヤな程)中毒性が高い上、最近は書き換えも可能になったので
1回プレイしてみては。
ただし、それなりの覚悟したほうが・・・