三重県四日市で、絵画・陶芸・写真・書・イラスト・彫刻・手工芸作品等、ジャンルを問わず、個展やグループ展が行われるギャラリースペース[ギャラリー慧]
ギャラリー慧
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ギャラリー慧開廊6周年記念 細密の諸相 終了 〈9/14(水)〜25(日)〉


9月14日(水)〜25日(日) ギャラリー慧開廊6周年記念 ”細密の諸相”展 終了しました。
2010年9月、雷鳴の鳴り響く日に恐る恐る開廊し、早や6年が経ちました。 今思えば無謀な慧でした。
恩師 八島正明先生と田島健次先生におすがりしながらここまできた、と言っても過言ではありません。
お陰様で四日市はもとより三重各地、愛知や岐阜からも来場者を迎えることができました。
企画をした作家さんの交友関係はもちろんですが、情報でだした新聞やDMハガキをみて来て頂いた方には、場所が分かりにくい、とお電話をいただいたり問い合わせて・・・。 本当にありがたい6年間でした。
この度は八島作家の企画を頂き、細密の諸相。 いかがでしたでしょうか?
”細密画ではない。細密な神経を注ぐことでみえてくるものを描きたい”、、、とのコメント。
その言葉通り、出品者5名が表現された細密の世界を堪能して頂けたこと思います。


作家さんの記念撮影をすることは少ないのですが、今回6周年ですので・・・。

左から 中島慎一作家 滋賀県出身
慧との出会いは、作家が以前、慧に来場頂いた時、こんな絵を描いてますと見せて頂き、いわば一目ぼれ状態でした。
まず目に入るのがブルー、そのすっきりした青の印象はどこからきたのだろうか?
その画面を分割するように細密な木肌。
この木肌は別に描かれたものをコラージュしてある不思議な画風。
蜂や蝉は直に描く。ではその効果は何を?? なんとも不思議な印象をうける。
その細密な部分よりブルーの色に精神が鎮静され、細密画で覚醒されるという相反した印象が興味深い。
歯切れ良い作家のお話に引きこまれながら、なにかしら企画をするときには是非力になってくださいねと、ご依頼をしておきました。
そして今回、快諾いただきましたのは、八島作家の作品をご覧になっていたからだと思います。
こんな遠くで出品をして頂くのは本当にありがたい。
残念ながら絵画を掲載することはできませんが、今回三重県では初めてお目にかかる作品だったと思います。

前川 厚作家 四日市在住
絵の師事も所属する画壇もなく、独学で鉛筆画を描き続けてきた。
細密画というより綿密画、、という区別があるかどうかわからないが、とにかく細部までしっかり描写されている。
気が遠くなるようだが、ご本人はまずその準備に取り掛かる鉛筆削りで精神統一されるのだろう。
きっちりした性格の前川作家、この道に入る前と今では性格ががらりと変わったと聞いた。
とにかく絵を見る事にも熱心で、好きな作家の個展には足しげく通い、作家との交流に余念がない。
そういうことが前川作家の絵の出来栄えにもつながるのでしょう。
今回の出品には八島作家からの助言を頂き初出品になったが、これを契機に今後の作品展開の大きな力となることに。

江上 ひろみ作家 四日市在住
名古屋造形をでられ、現在はご自宅で絵画教室をして生徒達とは二年毎に教室展をしている。
今回は二回目の出品です。 個展には流木と石に拘られ、水彩と鉛筆で誰にも見慣れた画題をひたすら描き続けてみえる。
なにをどう描くより、どういう風にも感じていただく・・という作家の姿勢が、このコメントで理解して頂けるとおもいます。
描かれているモノは・・・石や流木
何処にでもある・・・石や流木
特別なモノではない
意味はない
石について・・・考えることはない
流木について・・・考えることはない
石は石・・・
流木は流木・・・
思考を止めて見ればいい
自由な心で見ればいい
感じるままに見ればいい
どの様に見えるかは・・・あなた次第
何を感じるかは・・・あなたに任せます

八島正明作家
1936年生まれというから、御年いくつ? 外観からは想像つかない若さ。 もちろん心身共にお若いです!
慧は中学時代の3年間、美術授業の指導を受けていた・・のに か、から か、どうかは?ですが、ギャラリー開業には一番に相談にのって頂きました。
八島先生がみえなかったら、今の慧は存在しなかったでしょう。
先生は弟子とか個々に指導する教室はもたず、気の向くまま[失礼)個展に出向かれる。
そしてその鋭い芸術感性で的確な講評をされる、その文章表現は皆さん周知だと思います。
針で引掻いた作品は、モノトーンでその陰影は深い。
心に重く感じるか、響くか、観る人次第ですね。一度見たら忘れない絵、そう一生忘れないでしょう。

加藤 閑作家 東京在住
実は加藤作家は桑名市出身で、慧とは中学の同級生、八島作家の教え子同志です・・・が、こうも成長が違うとは??(笑)
中学時代は、感傷的でいつも寂しげな瞳、透き通ったガラスのような少年だった記憶。そしてこの作品、、、うなずける。
作品を紹介する八島作家の言葉をかりると・・・気の遠くなるような緻密さで迫り、うす汚れた日常の私たちの心を洗いなおしてくれるようだ。
いかがでしょう? ぴったりとあてはまりませんか?
リアリズムは単なる写実ではなく、作家は描くことにより、その人の人間性や自然観が作品にあふれてくるものなのですね。
今回、古い工場 として出された作品は、東京板橋区に現存する建築物で、これが東京に?と思いますが、板目の一節、汚れまで見事に描かれています。

八島作家には二年前の4周年にも”具象の魅力”と題して記念展開催依頼をしました。
今回は”細密の諸相”具象と細密・・・今回の方は表現が綿密でリアリズムであった。
題材も非常に身近なものが多く、さりげなくあるものに描くべく大切なものが、いかに多くあるか?という事を再発見しました。
写真のように捉えられた作品、そこに、その発想や個性が生まれるのだろうか?
ところが目にみえるもの、みえないものそれぞれに真実があるのだから、実際描くことになると、だひたすらものに向かい、そのものの存在感や生命感までも写し切ることに魅力があるようだ。
作家5人は、それぞれの表現法で絵に命を吹き込み、見る者を感動させることになった。
モノトーンや彩色に関係なく、作品には健康的とまでは言えないが(すみません)暖かさや安定感を感じ取れた。
細密画の鑑賞は大きく二つに分類される。 わーーと言って絵に食いつく人。 ええーーと言って首をかしげる人。
どちらのタイプも、細密画がお好きなようですね。
5人の作家さんにより、ギャラリー慧6周年記念展は無事終了しました。
慧は神秘の二週間でした、ありがとうございました。 慧

追記  この企画展の前期、後期で急に円空に会いたくなって、慧は下呂に出かけた。
その円空の柔らかで優しい眼差しに会い、ほっとした。
もちろん温泉にもつかって、いろいろ考える事ができた。
今まで6年間、大勢の作家様・お客様に支えられてここまでこれました。 少し疲れた!のが真実です。
しばらくこの記述はお休みしますので、みなさま、ギャラリー慧へご来場の折にはいろいろお話聞かせてくださいね。
慧に皆様のパワーを分けてください。そして、今後とも宜しくお願いします。
長い間、つたない慧の感想を見て読んでいただきありがとうございました。
                            H28・9・25  山口 惠子

 

9/28(水)〜10/9(日) 山田 光代 展 〈月・火曜定休、最終日4時まで〉

2015年 中部美術文化協会 ギャラリー慧賞

花たちに助けられ、思うままに描いています。
三重県下初個展、ご高覧宜しくお願いします。
                         山田光代

辰砂の夕空に“はなびら”は舞い、群青の淵に“はなびら”淵には流れる。 そこに音楽を感じ、それが和楽器の響きであることに気付き喜ぶ。
はなびらはどこに流れつくだろうか。
今後の活躍を楽しみに見守り続けたい。
              美術文化協会会員 岩田哲夫

作家在廊日 9/28水・30金・10/1土・2日・6木・8土・9日

 

10/11(火)〜10/16(日) 伊藤 明淑 個展 「移ろい」 〈月・火曜定休、最終日4時まで〉

移ろい
季節の中に見える自然の移ろいと人間の生死は密接に重なり合っています。それを画面の奥に埋もれさせたいと願っています。
是非多くの方々に御高覧頂けたら幸いです。

名古屋芸術大学洋画科卒業、同大学院修了
個展13回
2015年 韓国水彩トリエンナーレ
2016年 アート名古屋(アートフェアー)等

10月14日(金)PM2:00〜 ミニライブ

 

10/18(火)〜10/23(日) 佐野 洋平 展 雲をつかむような話 〈月・火曜定休、最終日4時まで〉

1979年三重県四日市市生まれ、在住
金沢美術工芸大学美術科油画専攻卒
絵の教室 楠々社 代表・講師

新作含め、ここ数年で描いた作品を展示いたします。
ご高覧宜しくお願いします。

 

10/25(火)〜10/30(日) "皮と布" 堀田 すみ子 展 〈月・火曜定休、最終日4時まで〉

四日市在住
1970年からアメリカンレザークラフトを始める
現在は皮、古裂、着物地を使ったオリジナル作品を制作
古裂・酒袋・帆布などと皮を組み合わせたカバンや着物地で作った洋服・布小物、古裂の布絵など世界に一つしかない創作作品を是非ご覧下さい。

 

11/9(水)〜11/20(日) 前野 知恵子 展 〈月・火曜定休、最終日4時まで〉

─心象の極みに近づく─
彼女の絵に最初に出会ったのは13年前、名張での初個展で、既に水墨調で庭の木々を描いていた。依頼着実に内容を深め、昨年・今年と全国コンクールの上野の森美術館大賞展に連続入選を果たすなど、その実力は評価されてきた。白地に黒の点描は、微かに原景を残す程に抽象化されて、己を鎮める写経の如く心象の極みに近づいてきたようだ。
         画家 八島正明

11月20日(日)2:00〜
ギャラリートーク&
マジックショー(M.TAKAHIDE)

 

今後の予定 (企画展)
 
10/2(火)〜10/14(日) 坂井 鉄男 展

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